| 農業 農業問題 |
『 ふぅー 』
実は、先週末に投稿した記事がありました。
でも、たべるのは、楽しい「食」の幸福Webサイトを目指します。
という文言が気になり、私が書いた記事は、誰が読んでも楽しくない、まるで苛立ちを隠せない私自身が言葉にのりうつっているようで ・・・
わがままを言い、ボツにしていただきました。
次回は、みんなが楽しくなるような記事にしますと連絡したのですが。
ですが、知っておいて頂きたいと思い・・・
農業に夢を感じ、新規参入し挑戦してきた5年間、一生産者として感じていることを素直に書きます。
私たちの取組は、まだまだ始まったばかり。
結果(利益)を十分に出しているわけではないので、偉そうなことは言えませんが、 ・・・お許し下さい。
連日、食の安全や品質が叫ばれています。
さらに、食料自給率や農業離れによる後継者不足が深刻な問題として取り上げられています。
国もこの問題には、敏感に反応し数々の施策を打ち出しています。
ただ、残念なことに・・・変っていない。
いや、むしろ、今まで以上に厳しくなり、高齢化した農家への負担が益々増えてくるということ。
新規参入者もこのままでは、全滅に近い状態になってしまうでしょう。
食の安全や品質を叫べば叫ぶほど、負担が大きくなります。
それが、今、現場で起こっている現状なんです。
農業を知らない人は、外国産の安全性に?がつくことで、改めて国内産の需要が高まるので、良い傾向だと仰います。
果たして、そうでしょうか?
いやいや、需要は高まっても、逆に今まで以上に品質や安全性が求められ、高齢化したお百姓さんでは対応できなくなってきているのです。
例えば、農薬の使用について。
今、ここぞとばかりに有機栽培とか無農薬とかの文字が使用されています。
響きが良い言葉だと、クリーン農業とか。
食の安全が報道されればされるほど、流通業の方々や小売店の方々は、農薬の使用時期や使用回数、使用量などなど、あらゆる情報をこと細かく記載し提出することを求めています。
消費者がそれを求めているからと言えば、それまでだけど。
だけど、年配の方々はその資料を作成することすら辛い仕事。
朝から晩まで働いて、資料作り・・・。
若い世代と一緒なら可能だろうけど、跡継ぎがいないのが現状。
帳面をやれる人を雇えればいいのだけれど、雇える余裕すらない。
厳しくすればするほど、透明化すればするほど、現場は苦しくなっていきます。
潤滑油がなくなっていくんです。
それが時代の流れといえば、それで片付けられてしまうけど。
農業に挑戦しようとする者をバックアップしようと国もうたっています。
しかしながら、実績がないと厳しいのが現実。
また、国や地方公共団体が定める?栽培品目じゃないと融資を受けられないのが現実です。
新規参入者や新しいことへ挑戦しようとするものには、本当に厳しい世界なんです。
それから、こんな報道はやめてほしい。
都会の競争社会に破れ、田舎へ。農業へ。
農業は、そんな簡単なものじゃない。
熱い思い、夢を追いかける姿勢がないと続きません。
こんなことを書くと、農業をやってみようと思う人がいなくなるかも。
ですが、本当に農業は熱いんです。
やればやるほど、熱くなってくるんです。(笑)
なぜなら、同じものは二度とできないし。
まさに、農業は芸術なんです。
新規参入者の中にも、熱い人がたくさんいます。
そして、今のこの状態を打破するには、
熱い志がある若者が、先輩の知恵や経験を受け継ぎ、
農作物を工場製品のように思っている流通者の意識を変え、
栽培者が消費者に農業の素晴らしさを情報発信することだと思います。
ところで、私たちの農園にも春が訪れています。
アセロラは、バルバドス・チェリーとも呼ばれています。
一昨年、ベトナムのハノイの公園に国のプロジェクトでアセロラを植えてきました。
桜の木を植える予定でしたが、桜はベトナムでは咲かないそうで、また、
ベトナムの桜といえば、アセロラだったそうです。
今頃、咲いているかなぁ。
3月下旬から第一回目の収穫が始まります。



takahashさん、ありがとうございます。
正直、投稿してから週末は迷っていました。
ただ、農業だけではありませんが、何か潔癖になり、求めれば求めるほど、人は手段を選ばなくなり自分たち自身を追いつめ、最後にはその自分の行動を正義という言葉から正当化してしまうのでは?という矛盾を表現したかったんです。
先日の捕鯨調査船への抗議もそうですよね。
環境保護団体、とても立派で志があるように思いますが、やっていること、怪我をさせていることにどう思っているのか、が本当に不思議で残念でたまりません。
じゃあ、自分の生活はどうか?ってことです。
揚げ足を取るようですが、抗議するために船を出す。それも化石燃料で動く・・・それも二酸化炭素を排出している。
言いたいのは、世の中、矛盾を抱えているっていうことです。
ですから、真に正しいことなんて見方が変れば、何もないかも?っていうことです。
だけど、生きている。仲間と一緒に生きている。
私は農業についてだけしか、いやいや、農業でも知らないことばかりですが、少なくとも情熱を持って接しているだけ、少しは情報発信できるかも?って思っています。
ありがとうございます。
自信がなくなると、自分が孤独になり、意固地になってしまうことがあります。
仲間がいること、自分を信じて、前へ進みたいと思います。
食は楽しくて幸せなものです。
食には、過酷なことも残酷なことも含まれていて、
その全て、つまり命を食すからだと思います。
きれいごとで、幸せは出来ていない。
わたしも、AGRI-ARTさんの記事、
楽しみにしています。
安全品質を叫べば負担が大きくなる、の記事をよみ、
農業に限らず、さまざまな業界に共通する気がして、
日本の姿を思いました。
さいこさん、ありがとうございます。
今、奥飛騨温泉郷の温泉ハウスから戻ってきました。
片道3時間半という道のり。(岐阜県は広く、高速を使えば1時間ほど時間短縮できますが、高速代が高い)
いろんなことを考える大切な時間です。
私たちは、それぞれ矛盾の中で生きているということを、気付くことが大切なのかな?って思います。
こんな世だからこそ、結果(利益)を求めるのではなく、こうしたいという夢を持って生きていきたい。
自分の信念や思いに正直になればなるほど、今の段階では、仲間や家族に辛い目に合わせている。
これも矛盾です。
でも、100年後、1000年後でも私たちの生き方は、素晴らしかったと言える生き方をしたい。
そんな可能性を、私は農業に感じたのです。
どんな仕事でもいいです。
物事には、表と裏があるということ。
単純なことなのに、私たちはいつの間にかそれを忘れてしまっています。
一歩前進しました。!(笑)
私もAGRI-ART さんの記事楽しみにしています。
私のように何事にものんきな人間は
世の中知らないことばかり。
何にも出来なくても、
まずは、「知ること」が大切なんだな、
と思っています。
私は、AGRI-ART さんのおかげで、
アセロラの実の中に、種がいくつあるか
覚えましたし!w
これからも色々教えてください。
BLUE WINEさん、ありがとうございます。
皆さんから暖かいコメントを頂き、自分自身まだまだ未熟者だと思いました。
得意のプラス思考では、まだまだ伸びしろがあり、成長していくんだと強く思いました。(笑)
農業に対する想いには、自信があっても、結果が伴わなく悩んだり、新しい可能性が見えてきて見知らぬ世界へ一歩踏み出そうとしたとき、どうしても怖くなってしまいます。
頭でかちにならないよう、行動もしっかりとしていきたい。
みなさんに、農業は格好良く素晴らしいんだということを知っていただくよう、情報発信していきたいです。
ここのところ何回も何回も記事を読んでいますが、
どう言ったら気持ちが伝わるのかわからずにいました。
料理を仕事とする私にはなくてはならない世界の話です。
私も小さいながら40坪ほどの小さな畑をやっています。
無農薬がどれだけ大変か、商品となるものがとれるというのがどれだけ大変かわかっているつもりでしたが、それはわかっているつもりにしかすぎないんだなと思いました。
(40坪でもかなり大変で放置した時期があります・・)
農業を仕事でするということは、農作業以外にも付随して
いろんな作業があるということ。
言われてみればそうだよね・・と改めて気づかされる話ばかりでした。
これからもイロイロ感じたことを教えて下さい。
もっと勉強したいです。
鶯谷のりしーさん、コメントありがとうございます。
私自身も農業の『の』の字さえ理解していない一人だと思っています。
建設業の技術者で生計を立て、農業の魅力に惹かれている現実。
建設業では、自然に反して構造物を創り上げることに喜びを感じ、農業では自然の仕組みに驚かされ、人は自然の一部なんだと認識する自分。
いつもいつもジレンマの中で生きています。(笑)
私は、偉そうなことを言える立場ではありません。
ですが、農業に出会い、農業を通して思い出したことがあります。
それは、育てる過程こそが大切な財産であるということです。
技術が進歩し便利になっている現代、私もその恩恵を受けている一人ですが、あまりにも情報量が多いせいか、言葉やイメージだけで出来上がったものを判断してしまう習性を身につけてしまったような気がします。
そこには、出来上がる過程を考え判断するという面倒くさい?部分が抜けてしまったような気がします。
40坪といえども野菜を作るのは愛情がないと出来ません。
それで美味しく楽しい料理が生まれるのですから、野菜さんたちも感謝していると思いますし、それができることが羨ましいです。
のりしーさんが仰るとおり、農業を仕事でするということは、農作業以外にも付随していろんな作業があります。
そこの部分を面白おかしく考えることが、これからのテーマなのかもしれませんね。
もちろん、基本は愛情持って作物と接することですけど。(笑)
今の私たちは、立ち止まって考えること、出来上がる過程を想像するゆとりが必要なのかもしれません。
だからこそ、のりしーさんのように完成された料理が出来上がる過程を垣間見れる動画が心を打つのだと思います。
話の内容が、上手くまとまらなくてすみません。
想いが強すぎるせいか・・・いつも内容が重たくなってしまいます。
AGRI-ART




たべるのは楽しく幸せな「食」サイトと言っていますが
AGRI-ARTさん。わたしはあなたの記事を読むのが大好きです。
ときに話が専門的になったり、ヘビーな話題になったとしても
あなたが感じ、考えたことを聞かせてもらいたいと思っています。
農業をとりまく環境が、どれほど過酷か私の想像が及ばないとしても
今、あなたの話は聞いておきたい。
マイアミでAGRI-ARTさんにアセロラの苗を渡した人、
あなたが岐阜で作ったドラゴンフルーツを食べた人、
あなたを応援している人がたくさんいることを、
あらためてあなたに伝えておきたい。