| 農業 奥飛騨 温泉ハウス |
先週末 愛知県から一家族が 温泉ハウスに泊まりに来た。
受粉作業 収穫作業 一段落し
来年に向けて 温泉に浸かって? 英気を養うドラゴンたち。
温泉熱の素晴らしさを体験するには 農業の可能性を感じるには
温泉熱システムが稼動する これからのシーズンがお勧め。
雪景色の北アルプスを楽しみながらの運転。
普段の生活では 農業や温泉とは縁がないと思われる一家族。
温泉ハウスに入り 第一声が
「 あったか〜い 」 でした。
「 コンクリート(床部)をさわってみて 」 と
コンクリートの中に 温泉熱で温められた循環水が流れ
ハウス内を暖める仕組みを説明する。
どこを見渡しても 化石燃料で動く暖房機(送風機)はない。
「 早く 泊まるとこへ行こう 」 子供が切り出す。
「 今夜は ここに泊まるんだよ 」 お父さんが答える。
不思議そうな顔をする子供たちを 横目に見ながら
私は 簡易ベッドを組み立てる。
持参していただいた枕と掛け布団をセットすると
子供たちの顔からは 笑顔が生まれた。
「 まるで リゾート地に来たみたい 」 お母さんが喜ぶ。
「 外に出ると 海ではなく 雪だよ 」 私は笑う。
農業のこと 熱帯果実のこと 温泉のこと 奥飛騨のこと
私が感じていることだけど お話をした。
食育という言葉を よく耳にする今日。
本来 農業者が情報発信すべきことだと 私は考える。
なぜなら 私は ・・・
食育とは 食べ物が調理され食卓に並ぶまでの過程を知ること
私たちが生き続けるために 動植物の命をいただいていることに
感謝する気持ちを養うことだと 思っているからだ。
表面的なことではなく 途中からではなく 根本的なことから
肌で感じていただくことが 大切だと思う。
そのためには 農業者が しっかりと情報発信する必要がある。
農業を通して 消費者と触れ合うことが大切だと思う。
夕食とお風呂は 私が普段からお世話になっている
下呂水明館の別館 佳留萱山荘さんにお願いした。
支配人が料理長でもあるので 料理は自慢だ。
もう一つ ここの大露天風呂は 本当に素晴らしい。
だから お客さんは いつもリピーターでいっぱい。
活火山があるから ここ奥飛騨の温泉の質は良いのだろう。
満足していただいたところで 再び温泉ハウスへ。
この時期 珍しくドラゴンフルーツの花が咲いた。
神秘的に咲く ドラゴンフルーツの花の受粉作業。
顔の大きさ 暗闇に目立つ白い大輪に驚き
受粉を促すよう 発する妖艶な香りに 自然を学ぶ。
全ては 偶然ではない。
必然に生まれた仕組みなのかもしれない。
ただ 解明できないところに 想像の中から抜け出せないことが
その魅力を 一層引き出してくれる。
農業を通して 私たち農家は 生きる基礎を伝えていく。
経済学もみな 農業から始まっているのだから。
農業はじめ 第一次産業が衰退している日本
第二次 第三次が一人歩きすること自体 本当におかしなこと。
これこそ バブル経済そのものだと思う。
時間がかかっても 私たちは これからの世代と会話する。
常識や知識で凝り固まってしまった大人たちの考えを変えるには
純粋で夢を持つことが出来る 子供たちなのかもしれない。
もちろん それを育てていくには 私たち大人の力が必要なのだ。
この宿泊体験は 来年からのグリーンツーリズムを睨んでのこと。
都市部の子供たちを 学校 学年単位で受入れる。
高山市と歩調を合わせ 農業 自然 温泉 冬にはスキーなど
体験できる取組みを 宿泊施設と協力して進めていく。
もし 何かありましたら ご連絡ください。
cocoro@frusic.co.jp
「 ありがとう また 来たい 」
と言ってくれた 家族の言葉が 私たちの希望だ。
こちらこそ ありがとう。
「佳留萱山荘露天風呂 外観」

「佳留萱山荘露天風呂」

「温泉ハウス」

「夜の受粉作業」

「別れの朝」

AGRI-ART



