小さな頃、寝る前に母によく読んでもらった絵本があります。
本当に大好きで、とても大切にしていて、
兄と同じ部屋の2段ベッドで
毎晩読んでもらっていまいした。
そのわりには、タイトルもストーリーもちっとも覚えておらず、
一体あの絵本のどこが好きだったのか、
どんなお話だったのか、とっても気になります。
だたひとつ覚えているのは、
絵本の中に魔女が登場して
大きな鍋で、紫色の「魔女スープ(仮)」を作ること。
それが何に効くのか、何の為のものか、毒なのか薬なのか、
こちらもまーーーーったく覚えていません。
魔女は「材料にトカゲの尻尾を3本・・・ふにゃふにゃ」と言っては
ヘンテコなものを次々と鍋へ放り込んでいたような気がしますが、
それすら、どっかのおとぎ話の記憶と
ごっちゃになっている気がして、とっても不確かです。
今夜はうちにも魔女がいます。
絵本の影響で、魔女が作るスープは紫色だと信じていたのですが、
本当はオレンジ色だったんだ。
材料はトカゲの尻尾も、動物の血も使わないんだ。
玉ねぎ、かぼちゃ、パプリカ、トマト、鶏肉・・・
食べられるものばかりだ。
でもこれはきっと「魔女スープ」なんだ。
鍋の中身は、絵本に出てきた紫の液体のようにグツグツと
まあるいあぶくをだして煮えたぎっている。
まるで食べられる気がしない。
食べるとカエルになっちゃうんじゃないか。
だから、隣の見覚えのあるおばさんは魔女なんだ。

しかし、魔女にそそのかされるままに
おそろしい魔女スープを口にしてしまったBLUE WINE。
そのお味と、作り方、魔女のインタビューは、
次回へ続きます。
BLUE WINE



