| パリ フレンチ 名古屋 |
さあ、カシスソーダをすすりながら待つこと数十分。
ようやく一つ目のプレートが目の前にやってきました。
・エビのマリネ アボカド・トマト・ジャガイモの新玉葱風味、です。

これ以上ない位までパリパリに仕上げられたエビに、これもとびきり柔らかく仕上げられたアオリイカ、春の新玉葱にリコピンたっぷりのトマトが競演しています。
どれが主役だか分からない程の個性なのに、それをアボカドソースとレモンの酸味、薬味ねぎの香りとローズマリーの香りの連合軍が迎え撃ち、とても一皿目とは思えない逸品に仕上がっています。
早くも、僕は陶酔し始めることになりました。
さて、次の皿は・・・・?
・三河鶏とトマト、あさりのプレゼ ココット仕立て

ココットはもちろん、フレンチレストラン御用達のStaub社。
直径12cm程度の手のひらサイズ(2人分)がちょうどいい。
ふたを開けると周りの野菜や香草、アサリの滋味を十分に吸い込み、なおかつ自らの魅力まで発揮した姿で三河鶏が仁王立ちしています。
すぐに固くなってしまい熱の加減がとても難しいあさりも、Staubで火を入れるとこんなにも柔らかくなるのか!
それでいてもちっとした弾力はそのままなのだから恐れ入ります。
ここで、もう早くもパンのおかわりを注文(笑)。
あぁぁ~、ワインが飲みたくて仕方がない。
クルマで来るんじゃなかった・・・。
さて、3皿目は?
・茨城産もち豚のロティ 粒マスタードのソース

一皿目、二皿目を夢中になって食べていて、おまけにパンのおかわりまで注文してしまっていた僕は、3皿目が出てきた時点で正直、かなり後悔しました。
食べきれる自信がなかったのです。
でも、豚肉をローストしてマスタードを添えただけのシンプルな料理を、よく切れるナイフで切り分けながら一切れ一切れ口に運んでいると、豚肉から出るあまりの旨みと甘みに我を忘れていつの間にかペロリ完食していました。
そして最後の〆はもちろんデザート。
ここにも一切手抜きなしの一品が姿をあらわします。
・お米と苺とグランマニエのマリアージュ

デザートなのになぜかお米。
デザートなのに暖かい。
おまけに自家製のアイスクリームまで添えられている。
お米はアルデンテでイチゴとよく絡み絶妙な弾力を提供しているし、グランマニエの香りはこの一皿をオトナのデザートへと昇華させるのに一役買っています。
フランス料理にせよイタリア料理にせよ、狩猟民族の料理では魚よりも肉を食べるべし!と何かの本で読んだことがありましたが、この日はまさにそれを痛感した夜となったのでした。
自宅からクルマで20分の距離にこんなお店があるなんて、こんな幸せなことがあるでしょうか。
これからはヘビーローテーション間違いなし!!なお店です。
皆さんも名古屋へお越しの際には、名古屋駅からは少し遠いですが足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
きっと幸せな一夜が待っているはずですよ♪
だいだい

