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コーナータイトル

「水のインタビュー」第3回 山本侑貴子さん(1)

毎月各界で活躍する著名人にご登場いただく「水のインタビュー」。 第三回は食空間プロデューサーとして今最も女性達の熱い支持を集める ダイニング・アンド・スタイル代表 山本侑貴子さんにお話を伺います。
okuhida gensui

沢樹:侑貴子さんのテーブルコーディネートやスタイリングとの出会いはいつ頃なのですか?

山本:おそらく、母の影響が強いと思います。今思えばハイカラな母で、人を招くことが大好きなんです。いつも誰かが家に遊びに来ていて、食事の用意やティータイムのセッティングをするのを見ていました。当時、母が器にこだわり、今思えばテーブルコーディネートをしていたので、自然と興味を持ちはじめたのだと思います。

沢樹:やはり、お母様の影響は強いですよね。ベースはお母様にあって、自分の経験の中で培われた感性に、侑貴子さんの自分自身で身につけたことや感じたことがプラスされているわけですね。そこから、お仕事にしようと思ったきっかけはありますか?

山本:そういう環境で育ったこともあり、私も自宅に友人を招いてもてなすことが好きだったんです。独身時代から気軽なパーティーみたいなことはやっていましたし、料理というより、みんなでワイワイ楽しむことが好きなんだと思いますね。 でも、決定的なきっかけとなったのは、主人と出会ったことかしら。私が、キャンドルを点したり、盛り付けやお皿にこだわって食卓を飾ると、意外にもそれを喜んでくれる人で。一緒に楽しんでくれるから、こちらもやりがいがありますよ。料理は質より量みたいな男性だったら、違っていたかもしれません(笑)。

沢樹:まあ、そうだったんですか!でも、ご自宅でのおもてなしから、本格的にお教室を主宰されるわけですね。

山本:そうですね。教室を主宰したのは、今でも不思議なのですが(笑)。 27歳で結婚したのを機会に、外資系の証券会社を辞めました。とにかく自分をリセットしたくてね。でも主人に「仕事を何で辞めるの?」と言われてしまって・・・。永遠に専業主婦になるわけではなく、自分で何か仕事を見つけるまでは待ってほしいと約束して寿退社をしたわけです。 退職して時間に余裕もできたので、料理教室に通ったりして、やりたいことをしながら仕事を探そうなんて思っていたら、今度は妊娠。しばらくは専業主婦で子育てをするしかないと仕事を諦めていました。でも、妊娠して子どもが生まれて、それこそ子どもが生後3、4ヶ月の時期からいろいろな友人などを呼んでそれこそおもてなしをしていたんです。子どもを片手で抱えて、料理を作っていたほど(笑)。そうしたら、料理やテーブルのセッティングがステキだから教えてほしいという方が増えてきて。そのときは、まだ「教える」ことには興味はなかったかもしれません。 ただ、私が普段しているおもてなしを、本格的に多くの方に伝えることができるのかもしれない...と思い始めたんです。それならばフラワーアレンジメントやテーブルコーディネートなどを必要なことを学んだ上で、教室を開けばいいと考えていろいろな教室や講座に通い始めたんです。

沢樹:実際にテーブルコーディネートの教室に通われていかがでしたか?

山本:そうですね、いくつかレッスンを受けてみたのですが、「これだ!」と思うもの がなくて...。テーブルコーディネートとして、料理がなくて食器の並べ方だけ教えてもらってもね(笑)。疑問を持ちながら通い続けるなら、いっそ自分で始めた方がいいかもしれないと思ったんです。 そこで、主人に相談したら「甘い」と一喝(笑)。でも、めげずに何度も主人を説得しました。後に、やるからには趣味の延長ではなく、最新の情報や生徒さんが本当に役立つ情報を伝えないとそれはプロとはいえない。だからこそ、やるなら頑張りなさい、と厳しくも後押ししてくれたのが主人なんです。

沢樹:まぁ、すごいですね。スクールに通ったからといって必ず何かを得られるわけではないし、得られないものがあるならば自分で追求するしかない。求めている師にめぐり合えなかったら、自分がそれになればいいわけですし、スクールや流派の名前ではなく、自分のオリジナリティや感性を活かすことも大切ですよね。

山本:そうなんです。もし、自分が理想とする先生と出会っていたら、いまだに自分でサロンを開催していないと思いますし、そう考えると、これが運命だったのかもしれませんね。

沢樹:本当に、運命ですよね。侑貴子さんの感性が好きで「教えてほしい」という生徒さんが一人でもいたら、それでいいわけですから。 形にとらわれず柔軟な発想ができる侑貴子さんって、まさにピュアな水のよう(笑)。水は形がない分、器によって自在に形を変えるわけですし、ピュアだからどんなものの元にもなる。まさに柔軟さの代名詞のような気もします。それが魅力なんでしょうね。

Part2へ続きます。

Part1 Part2 Part3

奥飛騨原水

ヒロコ@奥飛騨原水  2009年6月12日 10:17

コメント(1)

はじめまして

働くママです^^

沢樹舞さんのブログ、山本侑貴子さんのブログ、そして・・・「たべるの」も、私のもバイブルです(^o^)

今回のインタビューも大好きなお二人の登場で、興味深く拝見しました。山本侑貴子さんのセンス、いつもウットリするほど素晴らしく、そして生き方も素敵で、前向きで・・・見習うこと励まされることがいっぱいです。

これからも応援しています。

posted by 兼業主婦  2009年6月14日 23:28

 
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Profile 投稿者紹介

ヒロコ@奥飛騨原水

リゾート地として有名な岐阜県数河高原に隣接したタンカナ高原は、ブナの原生林や落葉樹が手付かずの状態で残っている全国的に希有な場所です。古来よりブナの木は「緑の水ガメ」と呼ばれ、その優れた保水力が土中の水を豊かにします。この自然の中で生まれた水「奥飛騨原水」を通して、皆さまから「水」や「水のある暮らし」について、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
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