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「水のインタビュー」第8回 木住野佳子さん(1)

毎回各界で活躍する著名人にご登場いただく「水のインタビュー」、 第八回のゲストは日本を代表するジャズ・ピアニスト木住野佳子さん。 人気・実力ともにトップを走り続けるそのパワーと感性の源に迫ります。
okuhida gensui

沢樹: 木住野さんのライブに初めて伺ったのは確か12年ほど前になりますが、そのときの感動は今も鮮やかに覚えています。日本を代表するトッププレーヤーとしても名高い木住野さんですが、どのような経緯でジャズピアノの世界に進まれたのでしょうか?

木住野:3歳の頃からクラシックピアノを習っていましたが、クラシック一辺倒で育ったわけではなく、家族はジャズ、叔母のビートルズ好きという環境だったんですよ。中学生時代から友達とバンドのまねごともしていたし、音大時代はクラシックピアノを弾く傍らで、いろいろなジャンルのバンド活動に参加していました。ホテルのラウンジでピアノを弾くアルバイトをしたことも、大きなきっかけになったかもしれませんね。ラウンジで演奏する曲は、広く知られているスタンダードナンバー、映画音楽なども多いため、アドリブでピアノを弾いてみたいという気持ちが強くなったんです。お客様との距離も近く、音の反応がダイレクトにこちらに伝わってくることもあり、ジャズピアニストとしての道を歩み始めました。

沢樹:クラシックからジャズへの変更は、とてもご苦労が多かったのではないかと思います。とまどいやつらさはありませんでしたか?

木住野:もちろん、つらいことはたくさんありますよ。クラシックと違い、何を弾いても自由なのでそれが一番大変でしたね。経験が浅い分、自由さがネックになってしまうんです。でも、「早く上達したい」という気持ちが強くて、貪欲にピアノに向かっていました。ホテルのラウンジで弾いていた頃は、ギャラの半分を授業料としてベースの方にお支払いして、指導をお願いしたこともありますし、ひたすらレコードやCDを聴きまくり、ライブハウスのジャムセッションに参加して、リズム感やアドリブの技を磨いていたこともあります。一時は、ものすごく煮詰まってしまい、落ち込んでうつ状態になったこともあったけれど、ここから這い上がるために試行錯誤したことで、ピアノの楽しさを見出すことができたのではないかしら。私は、下積み時代を経て、現場のたたき上げです(笑)。ジャズはアーティストの生き方が音に表れると言われますから、そういうもがき苦しんだ時代があってよかったと思います。

沢樹:木住野さんが、下積みをされていたとは知りませんでした。でもそれが、エネルギッシュでお客さんを引き込む音楽を生み出しているんでしょうね。

木住野:そういっていただけるとうれしいですね。私自身が楽しんで演奏するとメンバーにも伝わり、お客さんにも伝わるんです。やはり、自分が楽しめるようになるには、それなりの努力が必要ですよね。努力し続けることの大切さ、今もその気持ちに変わりはありません。自分のステージを徹底して楽しむことで、お客さまからのエネルギーをいただくことができる。それが、音と人が一体となって会場が盛り上がるということなのかな。これがライブの醍醐味であり、ジャズピアニストになってよかったと思える瞬間なんです。

沢樹:木住野さんが奏でる音とお客さんが共鳴して、ライブ会場は美しいエネルギーが循環している気がしています。繊細なのにパワーがある。そのヒミツはライフスタイルにあるのでしょうか? そのヒミツを探ってみることにしましょう。

撮影協力:JZ Brat(http://www.jzbrat.com

Part2へ続きます。

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奥飛騨原水

ヒロコ@奥飛騨原水  2010年2月12日 10:10

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ヒロコ@奥飛騨原水

リゾート地として有名な岐阜県数河高原に隣接したタンカナ高原は、ブナの原生林や落葉樹が手付かずの状態で残っている全国的に希有な場所です。古来よりブナの木は「緑の水ガメ」と呼ばれ、その優れた保水力が土中の水を豊かにします。この自然の中で生まれた水「奥飛騨原水」を通して、皆さまから「水」や「水のある暮らし」について、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
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