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「水のインタビュー」第8回 木住野佳子さん(3)

音楽には、「音色」「リズム感」「センス」という三原則があると言われているので、その三原則を踏まえた上で、美しい音色とメロディを奏でられるのが理想です。そのためには、筋力を鍛えることが必要ですし、動きにくい指をなめらかに動かすための練習はあたりまえですよね。
okuhida gensui

沢樹:音の美しさ、女性としての美しさ。エイジレスな美しさを保つためにどんなことを心がけていらっしゃいますか?

木住野:音楽には、「音色」「リズム感」「センス」という三原則があると言われているので、その三原則を踏まえた上で、美しい音色とメロディを奏でられるのが理想です。そのためには、筋力を鍛えることが必要ですし、動きにくい指をなめらかに動かすための練習はあたりまえですよね。美しさや健康のために特別なことをするのではなく、日々の運動や食生活、そしてピアノの練習がそこにつながっていくような気がしています。

沢樹:たしかにそうですね。日々の生活はおそろかにできないことは痛感しています。

木住野:そうなんですよ。あとは、続けることかしら。ピアノ、水泳もそうですが、水を一日2リットル飲む生活も15年くらい続いています。それというのも、私は幼い頃から身体があまり丈夫ではなく、辛いものを食べ過ぎたり、水分を取りすぎると、すぐお腹をこわしてしまう。そんな自分の弱点を克服するために水を飲み始めただけなんですよ。水を飲むようになってから、身体のコントロールをできるようになって体調も良くなってきました。

沢樹:そうだったんですか。上手に水と付き合っていることがうかがえます。

木住野:水を飲むことは、私にとってとても大事なこと。だからこそ、生活の中で水も欠かせないアイテムになっているんでしょうね。家の中にいるときでも、ペットボトルを持ち歩き、夜、枕元にはお水を置いて寝ています。ピアノの練習をするときも、1リットルくらいは飲んでいると思いますよ。そうそう、外出するときのバッグの中には、ペットボトルの水を入れてありますし、ステージドリンクも水、ですから。

沢樹:日頃召し上がるお水は、シーンに分けて種類を変えるなど飲み分けていらっしゃるのですか?

木住野:それはありませんね。飲みやすいということだけを気にしているだけです。通常は、水道水を浄化して、水素水棒を入れて飲んでいます。そうするとまろやかでおいしくなるんですよ。レストランなどで、サンペレグリーノなどの微発泡水をいただくこともありますが、特に種類にはこだわっていません。

沢樹:飲みやすさという点で、奥飛騨原水はいかがでしたか?

木住野:とても飲みやすいですね。まろやかでとてもおいしくて、身体にすんなり入ってくる感覚があります。パッケージも日本酒のようで美しいですね。

沢樹:木住野さんは、日本だけではなく世界中でお水を召し上がっているはずなので、その違いをわかっていただけると思っていました。奥飛騨原水は粒子が細かいので、身体への浸透も他のお水に比べて、いいはずなんです。

木住野:私は運動したり、半身浴で汗をかいて水を欲する自分がうれしかったりもします。いわゆる身体の老廃物が流れて、水で身体が潤う。新陳代謝がよくなって、体内がいい循環を繰り返しているのを実感できるような気がしています。飲みやすくて身体にもいい水に出会えたことは、一石二鳥ですね。

沢樹:ナチュラルな生活を心がけている木住野さんには、ごく自然な出会いなのかもしれませんね。でも以前、「ナチュラルさは難しい」というコメントを拝見したことがあるのですが。

木住野:それは、ナチュラル、エコ、ロハスという言葉が流行っていた頃ですが、私自身疑問を持っていた部分が多かったためです。私の思うナチュラルは、自己管理ができているということ。ナチュラルは狙ってナチュラル風に見せることではなく、その人の歩んできた人生の中から自然と出るものだと思います。体調が悪いときに笑っていても、それは作り笑いで自然体ではない。心の底から笑うためには、身体を動かして、おいしい食事を摂って、よく眠る。それは誰かに教わったわけではなく、自分自身で長年培ってきたことから生まれた発想なんでしょうね。

沢樹:無理なナチュラルは続かないでしょうし、蓄積されてナチュラルや自然体という定義を自分なりに見出すということなんでしょうね。ということは、経験を積むことで、ピアノに向かう姿勢も自然体になるということでしょうか?

木住野:そうですね。それは音に、顕著に現れていると思います。若い頃は、一所懸命に弾こうとしていましたが、経験を重ねることで、どうすれば力まずに、自分の求める音を出せるのかがわかってきます。テクニックがわかれば、身体の力が抜けても、お客さんにはいい音を伝えられるんですよ。

沢樹:お話を伺うと、木住野さんのライブが楽しみになってきますね。

木住野:ジャズを構えてしまって、難しい音楽とイメージする方も多いと思いますが、そんなことはないんですよ。私のライブでは自分の作った曲も多いですし、シンプルに音を楽しんでいただけるんじゃないかしら。「ジャズが、こんなに聴きやすいと思いませんでした」と言ってくださる方も多いので、ぜひ、もっと若い女性の方や今までジャズを敬遠していた方に聴いていただけるといいですね。夜のイメージも強いですが、朝から聞けるライトな音楽もあるので、好きな曲を見つけて楽しんでいただきたいです。

沢樹:私も木住野さんのライブからジャズのイメージが変わりました。季節感を感じられる曲も多いですし、先入観を持たずに聴いていただきたいですね。本日は、ありがとうございました。



木住野佳子さん
東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部でクラシックを学び、卒業後、新たな方向性をジャズに求め、ライブ活動を続けるかたわら、坂田明や民謡の伊藤多喜雄のツアーに参加する等、活動の幅をより一層広げる。1995年、名門レーベルGRPよりアルバム『フェアリー・テイル』で日本人初のインターナショナル・アーチストとして世界デビューを飾り、 以降、毎年アルバムをリリースする。日本以外にもニューヨーク、台湾、韓国、 インドネシアなどで 演奏活動を行い、人気、実力ともトップアーティストとしての地位を築く。アルバム『Praha』(2004年発表)より自らストリングスアレンジも手がけジャンルを拡げたその独自のサウンドは高い評価を得ている。最新作は通算14枚目となる「FACE」、耽美なジャズを追求した意欲作。現在は、ソロ、ジャズトリオ、ボサノヴァユニット、withストリングスなど自身のグループの他、藤原道山、白鳥英美子、上松美香、西村由紀江と異ジャンルのアーチストとのコラボレーションなどの演奏活動、 映画音楽、TV-CMの作曲・演奏など多様な音楽性で活動を展開している。優美で端正なそのピアノはジャズの域を超え、独自の音楽性を確立し、不動の人気、実力派ピアニストとしての地位を得ている。

公式サイト:http://www.kishino.net

■Liveのお知らせ~

3/25(木)
「木住野佳子Special Trio」

【会場】

JZ Brat(渋谷セルリアンタワー2F)

【出演】

木住野佳子(P)納浩一(b)岡部洋一(per)

【時間】

17:30 open / 19:30 start
※入れ替えなし(休憩有り)
¥4,200(税込み)

【チケット】

JZ Brat(03-5728-0168)
【お問合せ】 http://www.jzbrat.com (予約)
JZ Brat(03-5728-0168) 

 

Part1 Part2 Part3

カメラマン:ミツハシレイシ
ライター :高橋理香
取材協力 :ヨシヨシ・ミュージック
撮影協力 :JZ Brat(http://www.jzbrat.com


奥飛騨原水

ヒロコ@奥飛騨原水  2010年3月 3日 09:15

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ヒロコ@奥飛騨原水

リゾート地として有名な岐阜県数河高原に隣接したタンカナ高原は、ブナの原生林や落葉樹が手付かずの状態で残っている全国的に希有な場所です。古来よりブナの木は「緑の水ガメ」と呼ばれ、その優れた保水力が土中の水を豊かにします。この自然の中で生まれた水「奥飛騨原水」を通して、皆さまから「水」や「水のある暮らし」について、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
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