
沢樹:世界陸上、北京オリンピックなど、トップアスリートとして日本陸上界の未来を期待されていますね。幼少時代から、スポーツ万能で足も速かったんでしょうね。 齋藤:そう思われますが、まったく違います。足が速いわけでもなく、いつもクラスで4、5番目でしたし、僕の地元は野球が盛んなのですが「齋藤がいるチームは負ける」と言われるくらい球技が苦手。バットを振ってもかすらないほどでした(笑)。中学校に入り、部活を選ぶときに、野球やサッカーでは活躍できないし、なんだかパッとしない。そこで、仕方なく陸上をやることにしたというのが実情です。短距離を選べば、練習も少ないだろうし、消去法で選んだという感じですね。 沢樹:えっ、予想外のお話に驚きました。でも、仕方なく始めた陸上に本腰を入れて、才能が開花するまでは、順調だったのでしょうか?
沢樹:大会より体育祭のヒーローだなんて(笑)。浪人時代もあったとは、これも意外です。でも、仕方なく、一応とおっしゃっていましたが、現在まで陸上を続けていらっしゃいますよね。陸上を続けようという意志があったからのように思えますが。 齋藤:陸上のサラブレッドでもなければ、際立った才能もない。世界を目指すつもりもなかったけれど、心のどこかで速く走りたいという気持ちはありました。でも、陸上に対しては宙ぶらりんな状態だったんでしょうね。 沢樹:ご両親のひと言で、進むべき道を再確認できたとはすばらしいですね。でも、一心に思いを貫いたから大学入学も全国大会優勝もできたのではないでしょうか。でもそれは、齋藤さんご自身の努力によるものですよ。 次回、Part2へ続きます。
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ヒロコ@奥飛騨原水



