| 炭 炭火料理 |

炭を料理に愛用している。アウトドアでは勿論のこと、家メシにも。
「やっぱり炭で焼くと美味しいよねぇ」焼肉店や焼鳥やさんで耳にしそうなフレーズだが、私の場合、炙ったアジの干物を家で食べながら、ひとりごちている。
炭火は魔法の調理術だ。遠赤外線ビームは、まかせて安心の名シェフ。外はパリッ、内はジュワッ、シンプルに焼かれた肉・魚の美味しさを経験した方は多いだろう。さらに凄いのは、もっと庶民的な食材、チープな食材を、ご馳走にする力だ。降参したくなる。
2袋サンキュッパッの特売ウィンナー。こんがり炭焼きにすれば、パリッジュワッのW構造の美味しさが、かじった瞬間にして口の中にひろがる。フライパンソテーとは、まるで別物の味わい。柚子胡椒を添えたりすれば、おもてなしに振舞える立派な一品に。余分な水分臭みがなくなり、そこに残るのは、威風堂々、食材の才能そのものだ。
焼く魔法だけではない。安定した炭火は、含め煮にもってこい。炭全体が美しく赤くなれば、じんわり強く、かつ、それ以上に火力はあがらない印。七輪に鍋をのせたまま、本を読んだり、お風呂に入ったり。ほおっておいても安心。出汁や素材が、鍋の中でじっくり才能を出し合い混ざり合い、すみずみまで勝手に美味しくなってくれる。この遣り口で、豆を煮るのが楽しみになった。
炭火料理を食べると、ちょっと得した気分になる。庶民的な食材も上等に変身するからかもしれないが、むしろ食材の才能と底力、「本質」を知ってしまうウヒヒな嬉しさではなかろうか。肉も魚も野菜も豆も、奥深い持ち味を、ここぞとばかり見せつける。「あの人には秘密にしてるんですけど、炭火で料理されたんで、あなたには教えちゃいますね。本当の私を食べてください」「ありがとう。精一杯、味覚をはたらかせるよ。うひゃ、おいしー、ウヒヒ」
そもそも炭とは、木材が様々な物性、酸素も水素もはきだし、炭化して純度を高め「木炭」となったもの。存在そのものが、本質を追求していると定義づけるのは、いかがだろう。そして、その本質さえも燃え尽き灰となり、やがてどこかに還ってゆくと、哲学的にしめくくるのは、いかがだろう。
ずいぶんと、炭をもちあげてしまった。「自分で作った炭」を愛用しているゆえの贔屓ってことで。陶器とか野菜とか自作経験のある方なら、お解りいただけるだろう、自分で作ったものには特別に愛着がわく。なにしろ、炭作りは簡単ではない。木を切るところから始める。数年前から仲間で山に入っているのだが...。炭作りと、炭仲間との楽しい「食べるの」については、またの機会に。
※自宅で炭火を使用のさいは、換気に注意してください。(昔の家は、隙間による換気が勝手にできていたのですね。)我が家では七輪をガス台におき、換気扇をまわしながら愛用しています。
慣れて、そんなに大変ではないんです。
パッと火をおこして、パッと焼いて、
まだ炭火が残っていたら、
トングでつかんでパパッと水に放り込む。
消炭は次のとき、火の起こりがいいんです。
炭での料理に感動・・・
昔からの思い出がどこか頭に残っているのかも。
火を覚えたころからのね。
暗がりの中、ジワッとオレンジ色になった炭。
視覚、パチパチと聴覚、焼けるかおりで嗅覚、などなど
ゆっくりと時間が流れる。
私は、真っ先に焼き芋を思い出してしまいました。
今で言う炭とは違うかもしれないけれど、枝をひろってきて
焚き火の中にサツマイモを投入れる。
灰の中から取り出して。
ホッカホカ。
AGR-ARTさん コメントありがとうございます。
炭づくりの山で、「焼き芋」やります。ホックホクのホッカホカ。幸せの味ですね。
炭づくりの課程でできる、木酢液や灰、くず炭などは、虫除けや土壌浄化など、農作物づくりにも役立っているようです。
たのしいサイトですね!
私も思わずジタクでちょこちょこやってみたくなっちゃいます。
開きのお魚おいしく食べたくて、七輪(脇田の)の通販サイト見ているのですが、知識のないジャンルで目移りしちゃって・・・どれがいいのかさっぱり決められません〜。
うちでこんなの炙っちゃって〜!,とか考えてるときがたのしいですね!
これからも一人暮らしライフの、プチなたべるのアイデアがあったら、教えてもらえたらうれしいです〜。
e-coさま
私の七輪も脇田のです。





炭、いいですね。
でも、なかなか自宅で使うのは大変ですよね。
しかも自作とはすごい。