たべるの

お鍋任せの簡単料理
「新じゃがと豚肉の白ワイン煮」

2010年4月8日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。「沢樹舞のおうちでごはん」、
今日はお鍋任せの簡単料理「新じゃがと豚肉の白ワイン煮」です。

我が家にはル・クルーゼを始めとした厚手のお鍋がたくさんあります。
小さなサイズから大きなサイズまでイロイロと。
ちょっと高価なのですが、上手に使えば料理の腕前がアップするので、
わたしに欠かせない相棒…というところでしょうか。

ル・クルーゼが一番活躍するのは、なんといっても煮物。
少しの水分で素材を蒸し煮にするような料理は得意中の得意です。
今日は特売日に勝った豚肩ロースの塊肉と新じゃがを、
白ワインとスープでコトコト煮るだけの超簡単な料理です。

「新じゃがと豚肉の白ワイン煮」

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【材料】2人前

豚肩ロース肉(塊) 400g
新じゃが 3コ
ミディトマト 5コ
ニンニク 2カケ
スナップえんどう 6本
白ワイン 1/2カップ
顆粒コンソメ 小さじ1
ハチミツ 大さじ1
ローズマリー 2枝
塩、コショウ、オリーブオイル 各適宜

【作り方】

  1. 豚肉は約2cm幅に切り分け、全面にしっかりと塩コショウする。ジャガイモは皮付きのまま1.5cm幅に切る。
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  2. 鍋の底に薄くオリーブオイルをひき、豚肉とジャガイモを交互に並べる。にんにくとローズマリーの枝も乗せる。
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  3. 白ワインと、同量の水、顆粒ブイヨン、ハチミツを回し掛けたら、半分に切ったトマトと一緒に蓋をして煮込む。始めは強火、沸いたら中火で約15分。
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  4. ジャガイモと肉にほぼ火が通ったら、筋を取ったスナップえんどうを加え、再び蓋をして5分程度蒸し煮にする。
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  5. 塩コショウで味を調えたら出来上がり。

白ワインとトマトの酸味でさっぱりと仕上げた一品です。
塩味が足りないと全体的にぼんやりした味になるので、しっかりと塩を効かせるのがコツです。
素材の旨味がジャガイモに染みて美味しく仕上がりますよ。

で、この料理には断然白ワインが合います。

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カスティーリョ・デ・マエティエラ
リバリス・ブランコ

香りはまるで「ライチ」のリキュール。甘くエキゾチックな香りがします。
でもお味は甘みの中にもキリリと酸味が効いていて、後味にはスパイシーなほろ苦さも。
ブドウ品種はモスカテル・グラーノ・ネグード、ビウラ、マルヴァジア。

中国料理やエスニックにも良いですが、今日のようにシンプルな肉の白ワイン煮なんかにも良く合います。
赤ワインとは一味違った大人のマリアージュなの。

しかし、素材を切って下味を付けたら、後はお鍋が勝手に美味しくしてくれる。
これが厚手のお鍋の最大の魅力ですよね。
手抜きなのに、手抜きにならない(笑)。

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