たべるの

一足先に真鯛で春の気分を味わってみる

2008年2月25日
沢樹舞沢樹舞

皆さま、こんにちは。今日の「沢樹舞のおうちでごはん」は、
一足先に真鯛で春の気分を味わってみる、の回です。

先週末、春一番が吹いた東京。
いよいよ春も、もうすぐそこまで来ています。

春の訪れを告げるのは、風ばかりではありません。
八百屋さんや魚屋さんにも春の食材が並び始めています。
今日は一足先に、春の気分を満喫しようと、
真鯛を使ったイタリアンな一品を作ってみました。

「真鯛のジェノベーゼ」

真鯛の皮目に縦に5mmほどの切れ目を数本入れ、全体に塩・胡椒する。
たっぷりのオリーブオイルで、皮目から色よく焼いていきます。
身をひっくり返したら、時々スプーンで油をすくって掛ければ、
仕上がりが一層香ばしくなります。
魚を焼いている間に、皿にジェノバ・ペーストを敷き、
焼き上がった鯛を上から盛りつけ、プチトマトを飾って出来上がり。

ジェノバ・ペーストももちろん手作りです。

作り方はとっても簡単、添加物ゼロ、塩分もお好みでOK、
なんといっても手作りすると香りが俄然いい。

フードプロセッサーの中身は…

バジルの葉 大袋1コ分(茎は使わない)
ニンニク1カケ、くるみ大さじ1
パルメザンチーズ(おろす)大さじ2
塩、胡椒、各少々

スイッチを入れて、素材が細かく砕けたら一度蓋を開けて。

オリーブオイルカップ1/2を注ぎ、
再度スイッチを入れて、
よ〜く混ぜ合わせます。

出来上がった時に漂う爽やかな香り…。

煮沸消毒したガラス瓶に詰め、表面が乾かないようさらに上からオリーブオイルを掛ければ、冷蔵庫で1週間は保存できます。

パスタはもちろん、トーストに塗ったり、スープに添えたり…

今日のように、なんでもないお魚のグリルも、
このジェノバ・ペーストがあれば絶品イタリアンに変身。
気分までなんだかウキウキしてくるから不思議です。

…これも春効果、かな?

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