E width=    
コーナータイトル

牛鍋食わねば開化不進奴(ひらけぬやつ)

外でたべるの 牛鍋  動画 

「牛鍋は庭で煮た。」

「女中が七輪を持ち出して、飛石の上でそれを煮た・・。」

島崎藤村の「夜明け前」には、幕末の頃、神奈川の旅籠で

牛鍋を味わう様子が描かれています。


「牛鍋」と「すきやき」、俗に「関東風」と「関西風」と言われますが、

「関東風」とは、砂糖、醤油にみりん、酒などを混ぜた割下(タレ)を鍋に注ぎ、

肉、野菜をグツグツと煮たものがそれです。

一方、「関西風」は、牛脂を溶かし肉を焼き、そこへ砂糖、醤油などを次々と加えてジュージュー。

お好みに味付けします、これが「すきやき」なのだそうです。

牛鍋の発祥はもちろん横浜で、1862年頃の中区にあった

伊勢熊という居酒屋さんが初めて牛肉を扱うようになったことが始まりだそうです。


まえおきはさておいて、第二回目の「たべるの」の記事は、

今は横浜で唯一牛鍋屋の老舗として残る、創業明治28年

(1895年)、牛鍋 荒井屋 さんへ行ってきました。

入り口は二つあり、写真にあるモダンな入り口は一階の

予約なしで入れるテーブル席、もうひとつの入り口は二階

「宴」専用の2名から予約して入るお座敷になっています。

もちろん小職はこのちらの一階テーブル席を利用させて頂きました。

牛鍋処☆荒井屋本店 神奈川県横浜市中区曙町2-17 tel 045-251-5001


注文したのは 「牛鍋とお食事」 です。

牛鍋とご飯、しじみ汁、お新香がついたベーシックなものです。

ぷっくりした艶のある卵をおもむろに箸で溶き、牛鍋の給仕を待ちます。

こちらが牛鍋(一人前)です。

島崎藤村の「夜明け前」 と同様に女中(仲居)さんが給仕をして牛鍋を作ってくれます。

割下(タレ)が吟味された特選銘柄牛へ、いい塩梅に染み渡ります。

牛鍋には特選銘柄和牛の他に、ネギ、しらたき、春菊、豆腐、玉葱が入っています。

鍋に玉葱とは、これはまた珍しい気がします。

「では、頂きます。」

「んぐ、んぐっ、ほわぁ~美味しい。」

まさに文明開化の味がしました。(ベタですが・・)


牛鍋お一人様、ごちそうさまでした♪


では皆さん、小夜奈良。。

小職  2007年9月12日 21:30

コメント(2)

牛鍋美味しそうですね。
うちの牛鍋が関西風だったとは・・・。
お肉がいい感じに霜降りでよだれが出てきてしまいました。

posted by katsuma  2007年9月16日 23:58

katsuma さん、こんにちは。。

コメントありがとうございます。

私も知らなかったのですけど、地域によって違いがあるものなのですね。

またのお越しをお待ちしております。

posted by 小職  2007年9月18日 10:28

 
  名前 (必須)
 
  メールアドレス (必須)
 
  URL
 
 



Profile 投稿者紹介

小職

誕生日:1967年7月16日
血液型:A型
出身地:大分県
デジタルソリューション会社社長の 自由気ままなお一人様、食楽風土記。
蕎麦屋からグランメゾンまでの一部始終 をご紹介。
これまでの投稿一覧

横浜 Trattoria Cuore Forute

「たべるの」をご覧の皆様、こんにちは。 小職の第十四回目の「目食耳視」は、横浜駅から ほど近い場所にある小さなイ…

札幌 すし善 本店

「たべるの」をご覧の皆様、こんにちは。 小職の第十三回目の「目食耳視」は、北海道札幌市にある有名なお寿司屋さんです。…

森の時計

「たべるの」をご覧の皆様、こんにちは。 小職の第十二回目の「目食耳視」は、北海道富良野市の 森の中にある喫茶店で…

完全予約制−フランスパン持参のお店 鳥多古

「たべるの」をご覧の皆様、明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 小職の第十一回目…

トロワグロも認めた、シェフ・ド・ポワソン

「たべるの」をご覧の皆様、こんにちは。 小職の第十回目の「目食耳視」は、歌舞伎座からほど近い銀座に 2003年8月か…
「たべるの」ってなに? 「たべるの」で記事を書いてみる? 「たべるの」会員登録
Recommendation おすすめ記事
伊藤園 畑へ行こうよ。