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コーナータイトル

私のナヴァラン

家でたべるの カブ  仔羊 

窓を開けると爽やかな空気が部屋の隅々まで流れ込んできます。
マーケットまで仔羊の肉とカブを買いに行って、うっすら汗をかきましたが、コップ1杯の水を飲んだら暑さも収まりました。
私の料理は一気呵成か、徹底的な持久戦、そのどちらかのようです。

仔羊のナヴァランを食べたいな。
そう思い立ったのが午後3時頃。冷蔵庫の中の食材を確認して買い物に出かけて、まずひと呼吸。
仔羊の肉に塩胡椒して小麦粉を振って、またひと呼吸。
そういう時はワインとかビールなんでしょうが、はずかしながら私はアルコールに弱いので、水です。窓の外を眺めながら水を飲んでいます。
今日はのんびり行きます。
料理は何時に完成するのか、分かりません。

青い空も夕方5時を過ぎるとだんだん赤く染まってきました。
フライパンで仔羊の肉を焼き付けます。両面が程よく色づいたら取り出し、今度はみじんに刻んだタマネギを炒めます。
このナバランという料理は、ステップバイステップ。好きな時に小休止を入れながら料理を進めることができるところが良い。
表面を焼き付けた仔羊の肉と炒めたタマネギをルクルーゼの鍋に移し、水、白ワイン、ブイヨン、蜂蜜を入れて煮込んでいきます。

仕事の連絡をちょっとだけやって、あとはしばらくぼんやりしていたら、窓の外は暗くなっていた。
あわててジャガイモとニンジン、トマトピューレを鍋に入れて、そしてまた休憩。
やるべきことはたくさんあるのだけれど、最近私は怠けています。あまり人と会ってません。

乃木坂46というアイドルグループの歌を聴いたりします。
どうやら本気でお腹が空いてきた。身体が冷たい。
鍋にカブとキノコを投入して、さらに10分ほど煮込みます。

味見をしてみる。うん、いい感じ。
ちょっとだけ塩胡椒。

お皿に盛りつけ、バケットを添えて、男独りの夕食です。
仔羊の肉の柔らかさ、カブやニンジンの野菜の甘さ。
秋の夜、体温が1度くらい上がります。

身体に沁みる美味しさです。

 

takahash  2014年9月19日 09:41

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takahash

演出家(CM・映像)

TV広告を作り続けて30年。世界を食べたつもりが世界に食べられたのかもしれない。
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